お茶の話【3】

今日は穀物のお茶の話をしてみたいと思います。

日本で良くみられる穀物のお茶は、玄米茶、麦茶、黒豆茶をあげられるでしょう。

玄米茶と麦茶は消化に良いです。特に米や麺類の消化により効果的です。炭水化物の過剰摂取にはこの2つを飲むと消化によく食積にならないように働いてくれます。玄米茶の玄米、中国では糙米といいますが、性質は温いです。ですからお腹が冷えやすく軟便になりやすい人は炭水化物の摂取が多い日は玄米茶を飲むとよいです。

麦茶の麦は大麦です。性質は少し冷たいです。お腹の弱い人、冷えやすい人は飲んだらお腹が張ったり、下すこともあります。少し便秘気味で、小便の回数が少ない濃い色の時は飲むと良いです。

黒豆茶は黒豆を使っています。黒豆は穏やかな性質をしています。また、腎機能を良くして体内の余分な水を利尿作用として出してくれます。コーヒーや紅茶の利尿作用とは違います。塩っぱい味を食べすぎたことによってできた顔のむくみ、また、脚の浮腫がある時にも良いと思います。ただし、豆類は消化しづらいものであるため豆腐にしたり、納豆の様に発酵したものがより消化吸収しやすいです。

いくら良いものであっても使い方によって大きく変わります。自分の体調や体質に合わせて、お茶を上手に選べるようになっていきましょう。

今日はここまでにしたいと思います。

次回は花のお茶の紹介を楽しみにしてください。

禹^^

久心康 | 池袋の鍼灸院 久心康

日付:   カテゴリ:お茶養生, 医院ブログ

 

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